振り込め詐欺を未然に防止した弊社機動警備隊員 平成28年1月27日(水) 栃木警察署長より感謝状を授与されました


 平成28年1月12日(火)午後1時30分頃に弊社の機動警備隊員が振り込め詐欺を未然に防止しました。

<振り込め詐欺を未然に防止した経緯>

あるショッピングセンターのATMコーナーにて、回収物を利用客へ返却する作業を行うなか、女性が携帯電話にて会話をしながらATMを操作しているのを確認した。
振り込め詐欺ではないかと考え女性へ「お振り込みですか?」と尋ねた。
「違います。振り込みじゃないです。」
女性の行動を注意して見ていると、手に現金を持ちながらATMを操作している。
再度女性に「振り込みですよね?」と声をかけた。
電話の相手方に「隣に警備員さんがずっといるので電話を代わる。」と電話口で話す。
「ATMで何の操作をしているのですか?」と女性に尋ねる。
「銀行の方と『市役所の方から払い過ぎた保険金が戻ってくる。』ということで電話をしながら操作をしている。」
女性の携帯電話を受け取り「どのような件で電話をしながら女性にATMの操作をさせているのですか?」と電話の相手へ尋ねる。
「銀行の者で、女性から電話を受けて、ATMの操作説明をしています。」
女性の話と電話の相手の話が異なることから、還付金詐欺に間違いないと確信する。
着信番号を見ると「070-」ではじまり携帯電話からかけていることが分かり、「銀行であれば通常はオートホンで案内するはずだが、これは携帯電話ですよね?」と電話の相手に尋ねる。
「普通の電話で話をしています。」
「これは振り込め詐欺ではないか?」
「私はATMの操作説明をしているだけなので・・・」
やはり振り込め詐欺だと思い、女性に断ってから電話を切る。
その後、市役所へ連絡し、「還付手続きでATMの操作を依頼することはない。」ことを確認し女性に気を付けるように伝える。
「今、口座からお金を引き出して持っていました。ありがとうございます。」
引き出したお金を女性の口座に入金するのを確認して業務へ戻る。


 我々は、警備業という業務の特性上ATMコーナーへ立ち入る回数が多くなっています。今後もこのような振り込め詐欺の被害を防ぐため、細やかな気配り・臨機応変な対応をして地域の安心・安全を守っていきます。

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